委員紹介

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金沢大学理工学研究域 電子情報学系

http://epel.w3.kanazawa-u.ac.jp/

1. 変調誘導熱プラズマを用いた機能性ナノ粒子の大量生成法の開発：
   コイル電流を振幅変調させる変調型誘導熱プラズマを開発し，さらにこれに同期させて原料固体粉体を間歇導入することにより，機能性ナノ粒子を「大量に」生成する手法を開発しています。
2. 高気圧高熱流プラズマ中の熱的非平衡・反応非平衡性を活用する新規プロセスの開発：
   熱プラズマにおいても，過渡変動させるなどにより局所熱平衡が成立せず，熱的反応論的非平衡性が見出されます。その非平衡性を利用した反応場・温度場同時制御プロセス（表面改質・膜生成）の開発，その温度場・反応場の電磁熱流体解析を行っています。
3. 新しい誘導結合型熱プラズマの開発：
   通常の定常円筒型誘導熱プラズマだけでなく，コイル電流に任意波形に変調を加えた「変調型誘導熱プラズマ」，誘導熱プラズマプロセスを大面積化する「平面型誘導熱プラズマ」「ループ型誘導熱プラズマ」などを開発し，熱プラズマの温度場・ラジカル場を時間制御・大面積化する手法を提案しています。

1. N. Kodama, Y. Tanaka, et al., J. Phys. D: Appl. Phys. Vol.47, 195304, 2014.4
2. Y. Tanaka, et al., Plasma Sources Sci. Technol., Vol.22, 065016, 2013.11
3. Y. Tanaka, K. Suzuki, IEEE Trans. Power Delivery, Vol.28, 2623-2629, 2013.9
4. N. P. Long, Y. Tanaka, et al., J. Phys. D: Appl. Phys., Vol.46, 224012, 2013.6
5. Y. Tanaka, et al., J. Phys. Conf. Ser., Vol.406, 012001, 2012.11