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(定例研究会)
第142回研究会『医療と農業分野におけるプラズマ応用の新展開』
開催日: | 2019年10月18日(金) |
会 場: | パナソニックセンター東京 〒135-0063 東京都江東区有明3丁目5番1号 TEL : 03-3599-2600 https://www.panasonic.com/jp/corporate/center/tokyo/access.html [アクセス] りんかい線「国際展示場」駅 徒歩2分 新交通ゆりかもめ「有明」駅 徒歩3分 会場案内 [PDF] |
日 程: |
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注意事項: |
企画運営委員会に参加される委員のみ、お弁当を準備致します。研究会から参加される方にはお弁当の準備はございませんので、ご留意下さい。 |
趣 旨: | プラズマの医療および農業応用が近年盛んになっている。プラズマ医療ではプラズマを患部に直接照射し、癌治療、創傷治療、皮膚病治療、歯科治療などを始めとして、細胞の遺伝子導入や生体材料の表面処理まで広く研究対象になっている。10年ほど前から世界的な研究ブームが起きており、国内でも科研費の新学術領域「プラズマ医療科学の創成」が2012年度から2016年度まで採択され、多くの医療関係者も巻き込んだ研究体制を確立するとともに、研究そのものも大きく前進した。プラズマ農業も、細胞などにプラズマで刺激を与える点ではプラズマ医療と同様であり、発芽および成長促進、鮮度保持効果の促進など、様々な研究が行われている。近年では工農連携も進み、植物生理に対するプラズマの作用を科学的に踏まえたプレハーベスト、ポストハーベストの研究が進化している。本研究会では、新学術領域「プラズマ医療科学の創成」を領域代表者として率いた、名古屋大学の堀勝教授によるプラズマ医療と農業を俯瞰した基調講演を行い、続いてプラズマ医療と農業の研究について基礎から最先端までを講演して頂く。 |
申込締切: | 2019年10月4日(金) |
プログラム(敬称略) | |
13:00~13:05 | 委員長挨拶 日本学術振興会第153委員会委員長 白谷 正治 |
13:05~13:10 | 趣旨説明 首都大学東京 杤久保 文嘉 |
13:10~13:55 | (招待講演)「プラズマ止血装置の臨床橋渡しと国際標準化」 産業技術総合研究所 榊田 創 |
13:55~14:40 | (招待講演)「プラズマを用いた針なし注射器による薬剤・遺伝子導入」 九州大学 山西 陽子 |
14:40~15:25 | (招待講演)「プラズマによる植物の発芽・成長促進」 九州大学 林 信哉 |
15:25~15:45 | 休憩 |
15:45~16:30 | (招待講演)「ポストハーベストにおけるプラズマ利用」 岩手大学 高木 浩一 |
16:30~17:30 | (基調講演)「総括:プラズマによる生体・植物の制御技術と将来展望」 名古屋大学 堀 勝 |
17:45~19:15 | 意見交換会 |